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新しくなった立位台(プロンボード)



年末に成長対応のため修理をしていただいた立位台(プロンボード)。
こんな感じになりました! 遅ればせながら変更点のレポを。
(以下、画像も文章も多め。携帯からの方、表示しきれなかったらごめんなさい<(_ _)>)

 

一番変わったのは、膝の支持の部分。
左が現在、右が初回作成のときの状態です。


そもそも立位台というのは、股関節の臼蓋と言われる部分(骨盤に大腿骨のてっぺんがはまる部分)を鍛えるというか、『正しく大腿骨がはまる状態を作って正しく負荷をかけることを経験させる』ための装具であり、多くのお子さん(股関節の開きが悪く下肢の緊張の強い痙直型のお子さんなど)の場合は、よく臼蓋が鍛えられやすいポジションである「脚を少し広げた姿勢」で固定できるように最初から膝の支持部分を作るそうです。

しかし、立位台をはじめて作成した当時のなーさんの場合は、逆に”股関節は開きすぎる方向に緊張が強くてすぐカエル足っぽくびたんと強く開いてしまい、下肢の緊張は低すぎて困る”・・・というややマイナーなタイプだったので、脚の固定の仕方も多くの場合とは違った作りで、『足が広がりすぎないで立つ経験をまずさせる』ことも重視し、「脚をあまり開かずほぼまっすぐの姿勢」で固定して体重をかける感じにするよう、膝の外側に大きなブロックをとりつけ、外側に曲がろうとする膝をしっかり外側から内側へと支えられるような作りになっていたのです。

しかし、作成してから1年9ヶ月あまりで、幸い股関節の状況は悪くならずにすんでいる上、脚の筋力も(なーさんなりには)かなり向上したし、SLB(短下肢装具)もつけるようになったため、”足が開きすぎて困る”ことはプロンボード上ではあまり重視しなくてすむようになりました。となると、やはりしっかり臼蓋に荷重をかけられるポジション=「脚を少し広げた姿勢」でしっかり固定して立たせたい・・・というわけで、膝の固定は上左の写真のような「膝カップ」で行うようになったのです。「膝カップ」・・・適当にわたしが呼んでるだけで絶対正式名称じゃないと思うけど、プロンボードの膝の固定はこの「膝カップ」式のほうが圧倒的に多いと思います。つまり、なーさんのプロンボードは「わりと良くあるタイプのプロンボード」に近づいたんじゃないかと。。。


 

左が現在。右が修理以前。
膝パッドの固定金具(成長に応じて左右に広げられるように工夫されていた)がなくなりました。
割とあの大きな膝パッド好きだったので、ちょっと残念(!?)。




膝カップは、このようにマジックテープで簡単に固定することも動かすこともできます。
足部の位置決めのための木枠も、マジックテープ式。これは以前と同じ。ほれぼれステキ。
ただし、厳密には使い方が違うの。

 

・・・木枠の向きをよーく見ていただくと。

以前は木枠を |_  _| の向きで使ってたのが、 _|  |_ の向きで使うようになったの。
これも「外側開き抑止」から「しっかり開脚ポジションキープ」に重点が移ったことの表れ。

・・・って、ちょっと前からこれは勝手に _|  |_ の向きにしてしまってましたが(^-^;;
あらためて、これを使って、「自然にまっすぐ立ったときより、足の幅一個分ずつ開く」
ポジションできっちりキープして、もりもり臼蓋を鍛えたいと思います。


あとは、胸支持版がぐぐいと伸ばせるようになったとか、腰ベルトの位置を高くできるようになり、幅もしっかり太くなったとか、大きくなっているなーさんをさらにがっしり支えてくれるための変化が細部にほどこされました。

相変わらず、ステキなプロンボード。
見ているだけでムフムフです。
一年で約10cm身長が伸びてしまったため、一年半あまりで修理せざるを得なくなったこのプロンボードですが、今回の修理で、身長があとプラス15cmくらいまでは使えるでしょう、とのこと。

また丁寧にしっかり使って、成長期のこどものうちに出来るだけ股関節を鍛えて、将来のなーさんの要介護度を下げられる可能性へと努力を続けたいと思います。
障害者手帳で助成を受けさせていただいているのですから、それが最低限の義務です。
頑張ります。

それにしても。
最近忙しくてなーさんのプロンボード時間はもっぱら家事に集中でなかなか写真が撮れてません・・・
今度立った姿もしっかり写真におさめてまたアップしまっす。


| 装具・装具診 | 2010.01.24 Sunday |
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2008年夏、3歳半ころから、ストローで水分をとることができるようになってくれました。外出時にいちいちトロミドリンクを小分けして持ち歩かずにすむようになり、とてもラクです。ブリックパックはそのまま添付のストローで飲ませますが、レストランで頼んだジュースはグラスで出てきてこぼしそうなので、こちらに移し替えて飲ませます。ぐびぐびいきます。