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療育とかSTにまつわるなーさん母的考察とか。


世の中は三連休!
でも我が家はいつもどおり三連休とはご縁のない暮らしです。

なーさんはきのうからまた体調イマイチなのです(涙)。
とはいえ活気はバリバリなんだけど、
なんとなく食事の入りがいまひとつ
(とくに、ごはん(お粥)が入らないし、おかずもいつもの形態だと抵抗あり・・・)。

そんななか、金曜日には、小グループ活動という、
クラスの半分の人数(4名)で療育プログラムの一環として行うSTみたいなものについて
説明・意見交換する保護者会みたいなものがあったらしいのですが。

わたくし、出席できず〜。



実は、障害にかかわらず、うちの療育センターでは、年中・年長児に関して

「通園に通っているお子さんには、言語心理の個別指導はしません。
 この小グループ活動という少人数集団活動をもって言語心理指導とします。」

ってことになっている。

要するに、言葉のめばえの程度や、机に向かって座っていられる時間、
自分で身の回りのことができる(ADLの)程度、なんていうのは、
いくら同じ療育園の同じ通園の組に在籍していたって、
みんな千差万別ですが、
通園に在籍している以上、個別STは一切なしなのです。

なーさんも、個別ST、全くなしです。あ、摂食指導が半年に一度、かな。
世の中の脳性麻痺児ちゃんたちは、けっこう個別ST受けている人多いのにねー。
ましてや発達障害児ちゃんたちだったら、ほとんどの人が
なんかしらのかたちで受けていると思うんだけど。
うちの療育園では、通園児になっちゃうと、年中・年長の二年間、個別STなしなのです。


通園をでて一般の幼稚園や保育園にはいれてしまえば、
個別STが提供されて、受けられるそうです。
でも、通園に在籍している以上は、就学問題を迎える大事な時期に、
言語心理の個別指導は受けられない状態になる。

親の言語心理やADLについての相談・指導も、
担任(保育士か幼稚園教諭か)との面談か、
たまにふらりとクラスにやってくる言語心理士と子をかまいながら数分話すか、
・・・それだけになる。
だから、よっぽど遠慮もなにもはねのけて先生を捕まえられるママでないと
言語心理的なアドバイスを自分の子のために個別にもらえる機会がなかなかない。


これではやっぱり、困る・焦るお母さんがたくさんいると思う。


そして、今までは年に2−3回?小グループ活動保護者会があったけど、
そこで何度はなしを聞いても、結局、
「なんで集団指導だけなのか?個別指導がなくて大丈夫なのか?
 個別活動をおこなわない根拠は?」
っていう母親達の疑問や不安が、解消されないままだったわけで。



ま、ぶっちゃけ、人がたりないからだと思うんですけどw

「幼稚園や保育園に在籍して個別STのみ受けにくるお子さんへの人員対応が精一杯で
 通園のほうには個別指導を割り当てられません。」

って感じなのではないかと。

「通園では生活指導もするし親子通園日に親と療育担当が顔を合わせるんだから、
 それでいいでしょ?」

ってのもあるかも。

でも、通園だってあくまで集団の場。
多忙な先生を個人的につかまえようったって、周囲ゆずりあいのなか、
自分の子供のはなしのために先生を占有するのはなかなかできない。
早めに来て・・・、とか、帰りに残って・・・、とか言っても、
親子通園日は親だって疲れるし、兄弟がいれば急いで帰らなくてはいけないし。

そんなわけで、
「集団指導があれば個別STでのコミュニケーション能力指導は不要で、
 親子通園日があるから個別での生活スキルを伸ばすための疑問や相談の場はいらない。
 あとはみんな親と担任とでの話し合いや言語心理士との通園時間内の片手間話で
 てきとうにカバーしましょう」
というのは、
わたしは、ちょっと療育サイドのご都合でおおざっぱすぎる話じゃない?
と、つい思っちゃうわけです。
だいいち、担任の先生も、もしまともにこれやったら大変じゃない??

でもその辺をわたしが個人でつつくのもいろいろと限界があるしいろいろとあるのでw、


この前保護者会のとき、ほかのお母さん達もいるところで手をあげて
「『月に一回でも、小グループ活動の内容がどういう内容で、
 どういう狙いでその活動を取り入れていて、
 そのなかでそれぞれがどう伸びをみせることを目標にしているのか』
 を親たちも理解できるように説明する会を持っていただけないか」
という主旨のことを提案してみたところ。

どうやら、今までは年に2−3回だった小グループ保護者会が多くなるようで、
言語心理担当の先生と親たちとで小一時間ほど話す機会が、
いままでより回数多く定期的になされるようになった様子?



しかし。
残念ながらその新たにはじめた小グループ保護者会、第1回目は
おととい、金曜日午前に設定されてました。

うちが毎週金曜日午前のPTとOTを大事にしているのわかってて、
金曜日午前に設定されたのかしらん(被害妄想w)。
出席しにくい人にはひとこと言ってくれてもいいじゃんなんて、
梅雨空もあいまって、半月くらい、もやもやしてみたりw

で、なんとなくあえて、保護者会もPT・OTもダブルブッキングしておいたんだけど、
いざ、その金曜日を迎えたところ、
なーさんは元気だけど鼻水はまだ出るし、
三連休をさわやかに迎えたいので、結局すべてを休みました。

ある意味、なーさんの風邪で穏便なダブルブッキング解決?


でもやっぱりもやもやするわねー。



・・・・・


ま、個人的なもやもや(まあ色々と察してもいるんだこれもw)はおいといて、
真面目なはなし。


療育プログラムというものの効果をきちんと判断・判定する
客観的な評価尺度みたいなものが、
今の日本の児童精神医学のなかでまだまだちゃんと整備されてない部分が
多いのではないかという問題。

そのことが、

こういう個別指導にかける人員の不足や、
「通園児と通園じゃない児で個別指導の有無をわける」という、
個をみない大ざっぱな指導の配分や、
療育プログラムの質そのものの妥当性を客観的に説明・提示できるツールがない、

・・・というような、
療育者・利用者双方にとって困る事態を招いていると思うんですね。


と、無理矢理、冷静な視野で分析w



言語心理担当が不足していて通園児童にまで個別指導がまわらない、となったときに、
ではなんとか予算を計上して区にスタッフの増員を働きかける運動ができないか、
となるわけですが、
そしてそういう問題は決してうちの自治体だけじゃなく全国的にありうる事態だと思うんですが。

やはりお役人とか動かして人件費をたくさん動かそうとしたら、
それなりのデータ解析に基づくエビデンスがないと
もう今の世の中では無理なんじゃないかと。

そして、そういうエビデンスがないと、人材の量を増やすはずの人件費を
ひっぱりだすことができにくくなるだけでなく、
人材の質をはかる尺度もないわけで。

療育のクオリティーもクオンティティーも、限界だーと叫んだまんま、停滞してしまう。


発達障害のお子さんの親がどんどん療育プログラムの必要性を感じ、利用者が増えている今。


健常児の通常教育と、障害児の教育を、どこまで統合しどこまで「住み分ける」のか、
そしてそのためにどういう療育システムの供給が必要で、
そのためにどういう予算配分が妥当で、
そのなかでどうやって療育をブラッシュアップできるのか。


ものすごく、大事な大事なテーマだと思うんですよね。


そういうところ、ちゃんと近い将来、変わっていくといいですねえ。
でも変化をめんどくさがったり声があがらないようじゃ(療育者側も、利用者側も)、
とてもかなわない部分でしょうから悩ましいー。


・・・ってなかんじで今はもやもやしております。
個人的なもやもやは、もっと高いステージに昇華してもやもやすることに決めたの(笑)


どのみち暑い夏に暑苦しい話題でごめんなさーい。


| 障害についてのつれづれ | 2010.07.18 Sunday |
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2008年夏、3歳半ころから、ストローで水分をとることができるようになってくれました。外出時にいちいちトロミドリンクを小分けして持ち歩かずにすむようになり、とてもラクです。ブリックパックはそのまま添付のストローで飲ませますが、レストランで頼んだジュースはグラスで出てきてこぼしそうなので、こちらに移し替えて飲ませます。ぐびぐびいきます。